ダメ~!
こんにちは、ホーチミンレタントン通りにある美容室 RITAです。
結論が思わず先に出てしまいましたが、髪を洗ったあとはドライヤーで乾かしてほしいっす☆
乾けば一緒じゃないの?と思うかもしれませんが、そうでもないんです。
お風呂上がりにドライヤーをしないで自然乾燥でもいい?
ドライヤーと自然乾燥では「乾くまでの時間」に違いがあります。この時間が早い方が髪にとって良く、長いとダメージへとつながっていくのです。
早く乾いたほうがいい理由
・キューティクルを守れる
髪が濡れるとキューティクルが開いた状態になり、開いたままでいるとダメージの原因となってしまうのです。
・頭皮の生乾きはよくない
頭皮が湿っている時間が長いと雑菌がわきやすくなります。雑菌はニオイの元になったり、毛根へ悪影響を与えることにもなってしまいます。
湿った雑巾や生乾きのタオルと同じ感じw
さて、キューティクルって…?
えっと・・・ホトちゃん?
そうそう!ホトちゃんのようなキラリとした髪はキューティクルのおかげなのです。
では、髪の毛で働く「キューティクルちゃん」に話を聞いてみましょう!
こちらがキューティクルちゃんです。
キューティクルちゃんはどこにいるの?
髪の一番外側にいるのですね。
断面図でも見てみましょう。
髪は3層構造になっていて、その一番外側にあるのがキューティクルなのです。鱗のようになっていますね。
キューティクルちゃんの仕事はなぁに?
おぉ、なんか勇ましいお姿ですなw
キューティクルちゃんは髪を守っているのですね。
キューティクルには髪の内部の水分を保ったり、外部の刺激から髪を守るという働きがあるのです。
こちらはお風呂上がりのキューティクルちゃん。
あら、ちょっと乱れておりますなw
キューティクルは水分を含むと膨らみ、開いた状態になります。
開いたままでいると…
髪の中からいろんなものが漏れていますね。
キューティクルが開いていると、水分やタンパク質、カラー染料などが流れ出てしまうのです。
おや、何やら悲鳴が・・・
キューティクルちゃんどうしたの?
あらら、剥がれ落ちていっていますね。
キューティクルが開いた状態だと、摩擦などでお互いが引っかかって剥がれ落ちてしまうことがあるのです。
剥がれ落ちてしまうとおしまい。
少ない人数で髪を守ることになります。
キューティクルは一度剥がれ落ちると再生はされないのです。
髪を洗ったあとはキューティクルが開いた状態なので、それが長く続くと、中のものが出たり、キューティクルが剥がれ落ちる原因にもなってしまうのです。
それで、早く乾かす必要があるのですね!
でも、短い髪の場合だと自然乾燥でも結構早く乾くことがありますよね?
では、なぜドライヤーで乾かすほうがいいのでしょうか?
キューティクルちゃんどうしてなの?
「好きだから・・・」
なるほど、キューティクルちゃんはドライヤー王子が大好きなようですねw
自然乾燥では乾きにムラがあり、キューティクルが閉じきらずに開いたままになってしまうのです。なので、適度な熱を加え、手ぐしで根元から毛先へと整えてあげるのがいいのです。
こちらは毛根ですね。
ドライヤー王子がいるとき。
血行が良く、栄養が取り込みやすい状態です。
ドライヤー王子がいないとき。
血行が悪く、栄養が取り込みにくい状態です。
湿った状態が続くと頭皮の温度が下がり、頭皮にたくさんある毛細血管の流れが悪くなってしまいます。
キューティクルにとっても頭皮にとっても、ドライヤーで素早く乾かすほうがいいのです。
さて、キューティクルちゃんはドライヤー王子が大好きですが、髪は熱に弱いもの。ドライヤーってなんだか髪が傷みそう・・・
傷まないコツをRITAの王子にざっくり聞くと…
・タオルドライをしっかりとする
・ドライヤーを近づけすぎない
・頭皮、中間、毛先の順に乾かす
・同じ場所にあて続けない
・最後に冷風で整える
なるほど。
しっかり水気をとって、適度な距離感で根元から毛先へブイーンとあてるのがいいのですね!
髪の長さや多さによってはドライヤーは毎日大変な作業。「疲れすぎて今日はムリぃぃ、乾かす余力なんてないよ〜」って日もあると思います。
1日くらいだったらそんな日もあり!
でも、それが続くとダメージが蓄積されていくことに・・・
できるだけドライヤーで乾かしてほしいなぁ☆
それでは今日もステキな1日を☆
巷で聞くこの噂って?
いろいろ選択肢があるよ!