こんにちは、ホーチミンにある美容室 RITAです。
ストレートアイロンは髪のうねりを伸ばしたり、ちょっと内巻き、外ハネ♪なんてのも簡単にできて便利ですよね。それに艶も出るという優れもの。
ただ、使い続けているとだんだん髪の傷みが気になってきたり…
髪を傷ませないヘアアイロンの使い方
美しい髪にするために使っているアイロンなのに、使うほどに気になってくるのが傷み。なるべく髪へのダメージを軽くしていきたいですよね。
どうして髪が傷むの?
髪の毛はタンパク質でできているのですが、タンパク質は熱に弱いという特徴があります。
タンパク質といえばお肉や卵なんかもそうですが、熱を加えると固まりますよね。で、加えすぎると硬くなってしまう・・
これは「タンパク変性」と呼ばれるもので、熱によってタンパク質が硬くなる現象なんです。髪に熱を加えると、同じことが髪にも起こります。
タンパク変性が起こると、髪を洗うたびに髪の中の水分や栄養分が出ていき、どんどん傷んでいってしまいます。
また、熱だけではなく、摩擦による影響でも髪が傷みます。
毛先のほうが「ホウキ」みたいになっていることありません?
髪を傷ませないようにするには?
いくつかコツがあります☆
\ しっかり乾かしてから! /
髪は濡れているときが一番弱く、乾いているときよりもずっと繊細です。髪が濡れているときはキューティクルが開いている状態なので、そのままアイロンをすると摩擦ではがれやすくなります。アイロンの前にはしっかり乾かしておきましょう。
乾かす前にヘアオイルをつけておくと、熱のダメージから守ってくれます。
\ ブラッシングをしてから! /
ヘアアイロンをする前にブラシやクシを通しましょう。
毛先から中間、そして根元への順番で髪を梳かしていきます。アイロンの前に絡まった毛などがないようにしておきましょう。
\ 厚くなりすぎないように! /
一度に挟む髪の量が厚くなりすぎないようにしましょう。
分厚いと均等に熱が入らなくて伸びムラができてしまいます。そのせいで、何度もアイロンを通さなければならないということに…
摩擦の回数を増やすことはダメージにつながるので、ここは急がば回れ方式で!w
欲を言えば、クリップを使って髪をブロックごとにわけていくのが良いですが、ま、忙しい朝やお出かけ前にやってられんわ!って感じですよね〜w
\ 温度に注意! /
低温=傷まない
高温=傷む
というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
低温で何回も何回もアイロンを通すと、高温でサッと通すより傷んでしまう場合もあります。
低い温度ではしっかり伸びなくて何度もアイロンを通すという場合は、温度をあげてみるのもいいかと思います。ただ、あげるといっても180℃くらいまでにしておきましょう。
140~180℃くらいの間で、少ない回数でちゃんと伸びる温度帯を見つけるのがいいです。人によって髪の細さや硬さ、傷み具合などは違うので、自分に合った温度を知ることが大切です。
よーわからん!という方はスタイリストに聞いてみてくださいね♪
ただ、カラーをされている方は140℃くらいの低めがおすすめです。高温だと色が飛んでいっちゃいます・・
→ ヘアカラーを長持ちさせる方法
\ 梳かすイメージで! /
挟んで引っ張るという力強いイメージではなく、「挟んで滑らす」「挟んで梳かす」といった柔らかいイメージでいきましょう!w
アイロンを持たないほうの手はしっかり髪を引っ張りますが、アイロンでは引っ張らないで優しく優しく♪
\ 毛先はサラリと! /
スタイルにもよるので一概には言えないのですが、たいてい毛先のほうは髪がすかれていることが多く、量が少なくなっています。
上から同じペースで滑らしていると、毛先に熱があたりすぎてしまうことになります。
なので、毛先はサラリと通過して、あとで毛先だけを集めてもう一度!というのもひとつの方法ですね。
ということで、髪を傷ませないヘアアイロンの使い方についてでした。
傷んでしまった髪はがんばってもきれいに見せるのが難しく、また、元にも戻りません。髪を傷ませないように日頃のちょっとしたところに気をつけながら、きれいを楽しみましょう♪
毎日のアイロンに疲れたぁぁ〜という方には「髪質改善トリートメント」がおすすめです。
それでは今日も素敵な1日を。