こんにちは、ホーチミン レタントン通りにある美容室 RITAです。
ベトナムといえば果物が豊富!
マンゴーにパパイヤにザボンと南国ならではのフルーツを楽しめる中、ちょっと変わり種の果物もありまして・・
ベトナムの不思議な果物「mây」
先日、地方に住むベトナムの方からお土産にといただいた果物「mây」
ホイッスルぐらいの大きさで、全体にトゲトゲしている装い。
「mây」はベトナム語で「雲」という意味だそうです。
トゲトゲがかなり印象的な果物なんですが、手に持つのも痛いと思うほどでして…
表面に産毛のようなものがきれいに並んでいるのですが、そんな優しいものではなく、結構痛い。いや、かなり痛い!
どこを持ったらいいの?と思うほどの威嚇感w
さてさて、どうやって食べようかな?
ナイフで切ってみようにも、硬くて切り目すら入れられない…。しかも、トゲーズの攻撃によりもう片方の手で抑えることもできず、ナイフ捌きに危険を感じるレベル。
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こういうときはハサミでジョキっとね!
端っこをはさみで切り落とし、そこから剥いていく作戦!
『食べないでおくれ〜』という声が聞こえてきそうなほどの防御トゲ。
指への攻撃に耐えながら、ちょっとずつしか剥けないけれどがんばるのみ!
半分を越えたあたりで、すぽっ!と抜き出すことができました。
ちまちまを積み重ね、やっとこんにちは♪です。
あれ、なんだか・・
剥いていた手が臭うぞw
果物らしい甘い香りとともに、何かこもったような臭いがしてくるではないか・・。これは「食べないで〜!」という mây からの全身全霊のメッセージなのか?
それとも南国的にはいい香り?
味は葡萄のような味でした。
甘さの中に酸味もあり、ちょっと渋みもある。
中には大きな種が入っていて、薄皮と種までにある実は思ったより少なめでした。
一緒に食べたベトナム人も「初めて食べる〜!」という人ばかりで、ホーチミンではそこまでメジャーな果物ではないのかも?
みんな口を揃えて「ドリアンみたいなニオイだね!」と言っておりましたw
「mây」はタイでは「サラ」と呼ばれており、5月〜7月頃が旬の果物のようです。また、「サラック」とも呼ばれていて、ヤシ科のフルーツらしいです。
ベトナムでいろいろな果物を食べてきましたが、「mây」はお初でした。ひしひしと伝わってくる「食べられたくない感」がおもしろかったなぁ☆
ごちそうさま、またいつか会えるといいね!